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The Stretch Clinic:健康でエンパワーされたGood Life

Jul 09 2019 - ブログ

「ワークアウトの前後にストレッチをしないと、怪我をする」。これは今までに聞いたことのあるアドバイスですが、どれだけ本当なのでしょう?もちろんストレッチは怪我の可能性を低めるかもしれませんが、それは正しくやった場合に限ります!実際に、2.5秒から3秒以上の過度のストレッチは伸張反射を引き起こし、緊張を緩和する代わりに筋肉を固くします。

そこでアクティブ・アイソレーテッド・ストレッチング(AIS)の出番です。AISは、40年前にキネシオセラピストのアーロン・マターズが創り出したテクニックで、初めはプロのスポーツ選手が競争に向けて体調を維持し、慢性的な怪我を治療するために考案されました。AISのすばらしさは、結果を促すために身体そのものの原理を使う能力にあります。アクティブ・アイソレーテッド・ストレッチは、自分たちが持つものを作用させるテクニックで、1.5秒から2秒以下のストレッチを行い、求める結果を早く安全に達成します。

AISは年とともに改良され、スポーツ選手以外の多くの人のルーティンに取り入れられています。その人気は、個々の関節の可動性と筋肉の柔軟性の向上、ストレス緩和、鎮痛、身体と姿勢の再調整、血液循環の向上、保水力の減少など、数多くの恩恵に起因します。

 

いつもの生活習慣を続けることが快適な人もいるかもしれませんが、The Good Lifeの質を向上させる解決策を断る理由はありません。スカイプレミアム・チームは、総体的なヘルスケアセンターで、シンガポールで初めてAISを実践する会社の一つ、ザ・ストレッチ・クリニック(TSC)を訪ねました。

ザ・ストレッチ・クリニックは、単にフィジオセラピーとオステオパシーの施術を行うクリニックではなく、顧客の教育を通してパフォーマンスと痛み管理の総体的な解決策を提供します。創業者兼TSCクアラルンプールのチーフ・セラピスト、ライアム・ハークネスがクリニック開業のインスピレーションを得たのは、自助の原則を伝える情熱でした。彼らの目標は、身体と精神の治癒を促進することにより、出会う全ての人を力づけ、教育することです。

さあ、ザ・ストレッチ・クリニックでの体験についてもっと学びましょう!

 

セッションの前半は、TSCシンガポールのチーフ・セラピストで急性損傷、慢性傷害、スポーツによる怪我治療の専門家、ケニー・ウォン博士により行われました。私たちの悩みを理解するために、私たちのライフスタイル、やっているスポーツの種類、事故歴とアレルギーの有無を聞かれます。自分の所見に私たちが視覚的に必ずついていけるように、ケニーが私たちを鏡まで導き、アセスメントを始めます。

私たちが今まで気づかなかった両肩の高さの不均衡を、彼は短時間のうちに指摘。不均衡が左肩への極度の依存と寝る姿勢の悪さによるものと説明してくれました。いつも左側を下にして、左腕を枕の下に入れて寝ることが多かったので、とても的確なコメントでした。頻繁に感じていた左肩の張りと痛みも、これで説明がつきます。

 

長年にわたり蓄積した張りに取り組むために、基本的な筋肉ストレッチで施術をスタートします。問題の根源を発見するために違うストレッチポジションと角度を使い、身体の他の部分を理解します。

ウォン博士とのセッションは、オステオパシーの博士号と運動科学の修士号の両方を含む彼の実績ほど威圧的なものではありません。気軽なレッスン的な体験で、自分たちが今まで気づかなかったことをたくさん学べ、楽しいものでした。

 

光栄なことに、下半身に関するセッションの後半はライアムにしてもらえました。過去24年にわたり輝かしい評判を築いたライアムは、アジア最高のセラピストの一人として有名です。TSCで使用されるアセスメントと施術は、全てライアムが考案したので、彼ほどの理解者は他にはいません!

 

セッションの目標の一つは、骨盤を開いて左の内股に感じる張りを和らげ、膝を正しい場所に調整すること。ライアムの補助で中立の姿勢からスタートし、腰を使って右膝を外に回転させるなどのストレッチを数セット行いました。ストレッチ中に腰が動かないように、ベルトパッドを使って腰を隔離するポーズもあります。

ライアムは、女性に人気がある足を組む座り方が下半身、特に骨盤に下流効果がある悪い姿勢で、最終的には片方にかかる圧力によって骨盤が回転し、体が歪み、背下部の痛みにつながる可能性があると注意してくれました。

数回の調整後、繰り返しの動作の中で、柔軟性の向上がはっきりと見られました。これほど柔軟になれるとは知りませんでした!

 

わずか1時間以内の施術で筋肉が著しくリラックスし、太ももの緊張が緩み、両肩の不均衡も無くなりました。血液の循環も改善して、クリニックに着いた時よりも手足の指先が暖かく感じられます。

 

慢性的な痛みに直面している方は、そのとげを取り去るために時間と忍耐と努力を必要とするかもしれません。大切なのは、学んだことに留意し、それを実践することです。TSCは、仕事で忙しく時間がない方のために、例えば夕方ニュースを見ながら家でいつでも運動できるように、特別にデザインしたストレッチロープを用意しています。

 

セラピストとしてこれまでに直面した問題を訊ねると、ライアムもケニーもメンタルヘルスの重要性に言及しました。身体的な治療を求める患者の中には、実はメンタルヘルスの影響を受けている人がいるのです。その解決策は?別の選択を見つけることです!

「人間の身体は多面的です。自分の情熱、人生の目的、心と精神を満たす何かを見つければ、あとはすべて自然に流れるでしょう。」

身体的な症状は、時として潜在意識のメッセージで、メンタルヘルスが身体の具合を悪化させている場合がよくあります。そのためライアムは、訪れた人が誰でもリラックスできる環境、いつもポジティブな治癒のエネルギ―に溢れているクリニックをデザインしました。「癒し」の潜在性は、TSCがプロのスタッフを採用する前に求めるクオリティとなりました。実際、それを感じることができます。 TSCで出会う一人一人の笑顔によって、あなたも知らず知らずのうちに笑顔になり、ポジティブに感じます! 

TSCでの体験は、自分たちの歩き方、座り方、寝方を考え直す良い機会を与えてくれました。教育が自分の内に残るものであることを、私たちは信じます。そしてこの新しい意識は、より力を得られる生活の始まりにすぎません。The Good Lifeとは、痛みのない健康な身体で大好きな全てのスポーツと活動を楽しむことです。