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ライフスタイルの目的地: ベンジャミンバーカー・カフェ

Jan 23 2019 - ブログ

シネレジャーオーチャード1階にある高級メンズウェアラベル、ベンジャミンバーカー(BB)の半分は、食事とコーヒー好きが占めています。この素敵なカフェを見逃すことはまずありません。お客様に総体的なリテール体験を提供したいというBBの願望から、ライフスタイルブランドとカフェを統合させる考えが生まれました。

 

 

ファッションと飲食を結びつけてアジアデビューするBBカフェ。ブランドの洗練さを反映させたリッチなグレーの色調は、トップが白い大理石のカウンター、おしゃれな木製の家具、人目を引くネオンサインによりさらに引き立っています。インテリアで料理の見栄えが更にアップし、#フードポルノの写真にぴったりです!

 

店内の穏やかな照明とミニマリスト的なインテリアで、ずっと読むつもりだった本に没頭できる居心地の良い雰囲気。オーチャードロードの中心にあり、一日の買い物の後にのんびりできる最高の場所です。

少し昔風のランプシェードとアルバムジャケットが飾られたBBカフェは、レトロモダンの芸術作品。同じ考えをもつ人達が出会い、エスプレッソと美味しい料理を楽しみながら文化、考え、経験を交換しあう空間を創り出しています。

カフェのスタッフも、自社デザインのパリッとした白シャツにおしゃれなネクタイ、クラシックデニム、革ひものエプロンの制服を着こなし、お店の気風に合っています。

 

BBカフェで食事をしたかったり、親友と行く新しい場所を探していたり、どちらにしても、インスタグラム映えするこの美しいカフェを、次のおすすめの場所にしてください。

では訪問のハイライトへ。今回多彩なメニューから、シグニチャー料理のいくつかを試食しました。

 

食事の前に、京都宇治のMatchayaティーブレンドのアイス抹茶ラテをいただきました。手作りアイスクリームと一緒に出され、バニラアイスの甘さで抹茶の自然な苦さが引き立ち、絶妙なバランスです。 

 

創業者の一人が若い頃にメルボルンのカフェでバリスタをした事があるだけに、Papa Palhetaからのスペシャルブレンドを国内で煎った美味しいコーヒーは期待を裏切りません。煎れたてのカプチーノは、一口飲む前の香りだけで十分素敵な気分に。素晴らしいラテアートが飲む人をさらに幸せにしてくれるのは言うまでもありません。

 

コールドブリュー(水で抽出する)コーヒーがお好きな方には、ブラック、ホワイト、抹茶のコールドブリューがあります。コールドブリューの素晴らしさは、コーヒー豆の自然の風味をキープできるところ。コールドブリューが徐々に一般大衆に受け入れられているのも納得できます。

シンガポールの暑さを逃れ、ホワイトコールドブリューが入ったウィスキーのようなボトルを用意します。スタッフのいう通りにボトルを良く振り、氷入りのカップに注ぎます。本来のコーヒーの味を圧倒しないスムーズでチョコレートのような後味には驚きました。苦味の少ないコーヒーが好きな人に向いています。

 

お茶のほうが好きですか?Chamomile Dream with Appleは、花、ハーブ、そして甘いリンゴの風味でいっぱいのコールドブリュー・スパークリングティーです。色々な料理と共に楽しみ、味覚をリフレッシュしてください。

 

豚肉を中まで完全に料理するのは、もう過去の話です。中が少しピンク色のGrilled Iberico Pork Collarは、焼き加減をわざとミディアムにして高級豚肉の品質、歯応えと柔らかさをキープしています。

ポテトのブーランジェリー風と季節野菜を添えたこの一品に、興味をそそる甘酸っぱさがあったのですが…、その正体はラズベリーソースでした!このソースがこのユニークな料理にひねりをきかせ、ポークカラーの美味しさを引き出しています。豚肉料理が大好きな人にとって、どうすればこれ以上ジューシーになるでしょう? 

本品はディナー限定メニューです。それ以外の時間帯に来店してガッカリしないように注意してください。

 

アルデンテのパスタの中で突出していた「てんぷら明太子パスタ」もおすすめ品のひとつ。イタリア語の「アルデンテ」は、直訳すると「歯に」ですが、十分柔らかいけれど噛み応えがあるパスタの固さを意味します。わたしたちは、完璧にこの固さに料理されたコシのあるパスタを味わいました。

革新的なこの和風パスタは、シェフの特別だしスープで旨味をきかせたクリエイティブな料理です。明太子ソースとトビコでトッピングした魚の天ぷらを一口食べると、カリっと満足する音が店内に響きわたりました。

 

ローカル料理とのフュージョンとなると、シンガポール人はその料理を「認める」前に本格的な味を必死に探してしまうもの。それで、最後の料理にBBカフェのシェフの特別ラクサソースを使った「ラクサ・ピザ」を選びました。

少し焦げた薄焼きピザの温かい光景…ではなくて、このラクサ・ピザの匂いだけで十分口の中に唾がわいてきました。本物のラクサと同じように、文字通り全てのラクサの(麺以外の)材料、つまりエビ、イカ、貝、ウズラの卵、フィッシュケーキ、ラクサリーフがトッピングされているのです。

想像するいつものクリーミーなスープがソース代わりのラクサと違い、シェフがチーズをわざと一面にのせてちょっとした辛さが均等になっているので、つい次の一切れに手が出てしまいます。これは全員一致で個人的にお気に入りの料理でした。

 

大人数の友達と一緒なら、グリルド・ロティサリー・チキン、BBカフェブランチ、シーソルト・チョコレートタルトなどのシグニチャー料理を試すのもよいでしょう。運がよければ季節限定のアイス・ブラウンシュガー・ラテがあるかもしれません。

 

ライフスタイルブランドのベンジャミンバーカーがファッションと飲食業界の両方で成功した秘密は、できるだけ最高の顧客体験を提供する習慣にあります。オープンマインドなBBカフェは、フィードバックを通じてお客様の味覚を理解する重要性をわかっています。

カフェでは一貫して高品質の素材を手に入れ、味覚テストを行い、料理の品質を約束します。3か月毎にメニューを改めて常連と新しいお客様にアピールする新しい料理を紹介し、付加価値のある体験を提供する新しいやり方を常に試しています。

 

BBはチームワークを誇りにし、互いに話を聞いて助け合う時間を設けるグラウンドアップのアプローチが真のリーダーシップだと信じています。

「機械の歯のように、人間の重要性に差はありません。一人でも欠ければ、機械全体が元来すべき働きをしなくなるのです」-ベンジャミンバーカー・カフェ

 

BBカフェのThe Good Lifeの定義とは?

Balance、appreciation、 perspective(バランス、賞美、パースペクティブ)。会社のチームに自分が持つ価値と影響を知らせ、理解してもらいながら、「生き甲斐」の達成に向けて努力すること。「生き甲斐」は、意訳すると「自分は何のために生きているのか」という日本的な観念で、それは自分の収入や肩書を超えるものです。

 

スカイプレミアムのクラブメンバーシップで、ベンジャミンバーカー・カフェのお料理を10%引きでお楽しみいただけます。