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ザ・ライティングクラブ: ウイスキーを語るひととき

May 24 2019 - ブログ

スカイプレミアムと一緒にwhisky appreciationの世界に飛び込んで、シンガポールで一番新しいウイスキーライブラリーの一つ、The Writing Clubをお楽しみ下さい。オーチャードの中心、Palais Renaissanceにあるラグジュリアスな店内には、世界各地から選び抜かれた700以上のレアでコレクター向けのウイスキーとスピリッツがあります。

 

買い物や、静かで素敵な夜のために居心地よい場所を探して街にいるなら、30席あるこの親密なバーに立ち寄って、美味しいお酒をちょっぴりどうぞ。他の店と違って午後1時から午前0時までの営業時間なので、昼に少し飲むのにぴったりです。

中に入ると、魅力的なキャビネットに美しくアルファベット順に並ぶ貴重なウイスキーコレクションの虜になります。

 

上品なジェントルメンズ・クラブのインテリアに、大きく柔らかなソファと革張りのアームチェアが置かれた700平方フィートのバーは、二人とも熱心なコレクターで10年以上「liquid gold」と呼ばれているSoo San とSherinの夫婦によるベンチャーです。コレクションの大半はスコットランドから、残りは世界の様々な蒸留所からのものです。

「The Writing Club」の名前は、最初に学術機関やライティング・コミュニティを思わせるかもしれません。でもおかしいことに、夜Soo Sanの自宅のリビングルームに飲みに集まるSoo Sanとウイスキー好きの友達たちが妻達に聞かせるコードネームからきています。

 

どこから始めていいかわからなければ、親切でもの知りのバーアシスタントに幅広いウイスキーについて説明してもらいましょう。運がよければ、私たちみたいにSoo Sanをつかまえておしゃべりを!長年のウイスキー探しの経験から得たウイスキーの知識を喜んで教えてくれます。

一杯たった16ドルからで、いつものお気に入りのスコッチへ直行も良し、冒険好きなウイスキードリンカーの一面を出すも良し。または、68ドルから20mlのテイスティング3杯を目隠しまたはオープンで飲み比べる、新しいウィスキーフライトをお楽しみください。夢のウイスキーが見つかるかもしれません。


私たちはThe Whisky Agencyからのフライト、4種のユニークなウイスキーエクスプレッションの限定版ボトルを飲み比べました。ドイツのインディペンデント・ボトラーの10周年を記念した2018年のリリースで、それぞれ個性があります。 

 

最初に紹介されたのは、ベンネヴィス21年。ハイランドの銘酒の一つで、1996年蒸留、ホグスヘッドの熟成で、2018年にボトリングされたシングルモルト・スコッチウイスキー。フィニッシュに感じる軽いスピリット、他のシリーズよりもフルーティーな風味です。

 

次は1999年からのクラシックビンテージ、ハイランドパーク18年。やや軽めで甘味がある、荒々しくも優しいウイスキー。わずかにスモーキーな後味は、焚き込みの工程でピートが使用されているため。個人的には、ピート香のウイスキーのビギナーにとって入りやすいと思います。

 

フライトの3番目のウイスキーは、スプリングバンク21年。これも1996年のビンテージで、元シェリーのホグスヘッド熟成、2018年のボトリング。名前は、かつて「世界のウイスキーの首都」と言われたキャンベルタウンにあるシングルモルトウイスキーの最後の製造業者の一つ、スプリングバンク蒸留所にちなんでいます。

口当たりはオイリーで複雑。オイリーなウイスキーは、口の中にいくつもの違う味わいが長く残ります。ピート香がなく、ややスパイス系で渋味の後味をもつスコッチが、故郷キャンベルタウンへの旅に誘います。

 

フライトの最後は、ピート香が強く、他の3種よりも力強いブルイックラディ14年。シェリーウッド熟成で2003年に蒸留したビンテージです。スプリングバンクと同様に、ポート・シャーロットやオクトモアなど、数多くの貴重なシングルモルトウイスキーを生み出したブルイックラディ蒸留所にちなんで名づけられました。

従来のピート香のないブルイックラディと違い、このウイスキーには強いピート香と面白い複雑さがあります。一口飲むとピートからの強烈なスモーキーな風味、舌が慣れてくると甘さが広がるというプロセスが繰り返されます。大半の女性客がThe Whisky Agencyの中でこのウイスキーを一番楽しむという事実に、驚くことでしょう。


快適すぎてディナーで席を立ちたくない方には、グッドニュース。同バーがOrchard Hotelの代わりに注文を伺います。メニューを頼むと、スタッフがすぐに助けてくれます。ラストオーダーは午後8時半迄です。

 

The Writing Clubでボトルを空けたお客様のための「トロフィーコーナー」もチェックしてください。ボトルに書かれたメッセージを読まずにはいられません。まるで魔法でつながっているみたいに、メッセージが書かれた瞬間に連れ戻される感じでした。

The Writing Clubは、ウイスキーのビギナーと玄人の両方にとり、ただのウイスキーバーではありません。それは、同じ志を持つ人を結びつける親密な空間、内なるウイスキー魂を見つける場所です。それぞれ魅惑的なストーリーを語る地域独特のウイスキーの味わいをThe Writing Clubで探る、冒険の旅をお楽しみください。

Live The Good Life - スカイプレミアムの高級メンバーシップカードで、ラグジュリアスな時をお楽しみください。