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旧正月のディナーで食べる縁起のよい6品

Jan 23 2019 - ブログ

家族が中国社会の基盤であることは、家族が大晦日の夕食(年夜饭- nián yè fàn)やリユニオンディナー(团年饭 - tuán nián fàn)に集まることが重要視されている事からわかります。

 

食は、中国人の誇りの一つ。一年で最も重要な祝日である旧正月(Chinese New Year、CNY)のメニューには、相当な配慮と考えが込められています。新年を祝うために、繁栄と幸福のシンボルとして縁起の良い名前やデザインの料理がつくられます。

 

餃子

餃子は、春巻きに相当する中国北部の料理です。特別な機会に、でも一番大事なのは旧正月中に、餃子を食べます。

餃子は、古代中国の金銀の鋳塊の形をしています。餃子を包むことで、縁起を「包んで」いるのです。言い伝えでは、餃子を食べると裕福で繁栄ある一生を送れるとされています。また、硬貨を入れた餃子を一つだけ作り混ぜて、その「幸運の餃子」を食べた人はその年に素晴らしい縁に恵まれるという人もいます!

美味しい料理を食べる喜びのほか、料理をつくるプロセスは素晴らしい家族団らんの機会です。家族全員が旧正月の準備として餃子づくりに参加して、手伝います。ある地域では、お嫁さんが家族の一員とみなされるために餃子を作らなければなりません。 

 

 

長麺

場所によっては、餃子と長麺を一緒に料理する習慣があります。これは「金の絹と鋳塊」として知られる、繁栄の願いを表す別の料理です。長麺は、様々な副菜と食材を使える柔軟性の高い料理です。

長麺は、その意味の通り「長寿麺」とも呼ばれ、人気のある旧正月料理です。中国では、麺が長いほど寿命も長くなると信じられているので、麺を切ったり噛んだりしてはいけません。つまり、麺をすすって食べなければいけません! 

 

 

蒸し魚

蒸し魚は、旧正月に絶対欠かせません。では、なぜ魚が幸運の象徴とみなされているのでしょうか?それは「魚」が中国語で「余分な」「超過」を意味する「余」と同じ発音だからです。典型的な旧正月の挨拶の「年年有余」は、「毎年食べ物とお金が余りますように」という意味です。

「余りを長引かせ」、繁栄を将来に伸ばすため、通常は大晦日の夕食に丸ごと一匹の魚を蒸し、半分を夕食時に、残りの半分を翌日食べます。丸ごと一匹の魚は、円満な家族を表します。

 

 

蒸し鶏

1羽丸ごとの鶏肉も家族の象徴。鶏肉はタンパク質が高く、1羽で家族全員が十分食べられます。鶏は再会と転生の象徴でこの縁起の良い意味を示すために、鶏の頭と足爪はつけたままにしておきます。

 

 

年糕

英語で「ライスケーキ」や「ニューイヤーケーキ」として知られる年糕も、やはり旧正月に欠かせません。

「高(い)」と同じ発音の年糕。より成功して「より高く」なり、より良い年になるように祝います。年糕を食べると背が高くなる、と子供に言うユーモアある親も。糯米か黄色米のどちらかで作られ、主に2種類の色と歯応えがあります。

 

 

火鍋

火鍋は、多くの人にとって春節のディナーの中心料理です。

グツグツ煮立つ鍋のスープには、お祝いのあたたかい雰囲気があるのです。

清朝の乾隆皇帝は、火鍋の最も熱烈なファンの一人でした。彼が高齢の退職役人達のために宴を設ける時は、肉入り火鍋がいつもメニューにありました。大晦日の日の昼食には120の品が、夕食にはそれ以上の品が火鍋のために用意されました。

火鍋は、平民と皇室のどちらにも愛されましたが、実は煮立った鍋と生の肉と野菜だけのシンプルな料理です。好きなものを鍋に入れ、火が通るのを待ってから取って食べるだけです。 

 

考え抜かれた美食を心ゆくまでお楽しみください。

 

シルクロード
中国の遠方の地、古代シルクロードの謎が、同店の本格的でユニークな料理に存在し続けています。

 

 

シャンパレス
高級中国料理の芸術。中国の豊かな伝統をテーマにした店内で、本格的な広東料理、地方料理、中国茶の文化をお楽しみください。


 

サマーパビリオン
落ち着いた中国笛とピアノの旋律が流れるモダンな店内で、バトラースタイルのサービスを受けながら本格的な広東料理をお楽しみください。

 

 

ザ・ロビーラウンジ
シャングリラホテルのタワーウィングの中心にあり、リラックスした雰囲気の中で、本格的なシンガポール・ビュッフェランチ、3段皿のローカルアフタヌーンティー、伝統料理をアラカルトでお楽しみください。